Harvestで可視化やってみた(社内勉強会)
WioLTEというArduino互換機で温湿度センサの値をSoracomへ送信して、Soracomのデータ蓄積サービスHarvestへ保存するのをやってみました。実際はやってみたというより、サンプル動かしてコード解析してみたってところです。
IoTやってみようと思ったときに、マイコンやセンサ、ハンダ付けなどが超面倒なのですが、最近はIoTスタートアップキットが各種販売されており、今回はSoracomにて販売されているセットを利用。これなら、センサをコネクタ接続するだけなので簡単にやってみることができます。さくっとやってみれる。これ大事。
読んでみたサンプルコードの内容
setup() {
Wio初期化
Wio電源供給
WioONorリセット
WioActivate(APN接続)
温湿度センサ初期化
}
loop() {
温湿度取得
送信データ作成({“temp”:%.1f, “humi”:%.1f})
Wioソケットオープン(SoracomHarvestのエンドポイント指定)
Wioソケット送信(データ)
Wioソケット受信(送信成功なら201が返る)
Wioソケットクローズ
}
その他関数群
温湿度センサ初期化
温湿度取得
温湿度取得データ検証
LTEモジュールや温湿度センサを利用するための関数群が用意されているので、公式リファレンス見ながらやれば実装できそうな気がします。※HttpPostやHttpGetもある
しかし、GPIOピンへのON/OFFやそれに付随してるwhileやdelayがなぜ入っているのか不明なのですが、多分センサ類を使うときのおまじない的なものなのかと推測。ここらへんは全く理解できてないところなので、今後の課題です。
(どこまでハード側に首突っ込むか悩ましいところではありますが)
Harvestでの可視化結果
送信データをざくっと見たいだけなら、ポチポチ選択するだけでグラフ表示されます。
プロトタイプ作ってみて、投資判断するには最適なツールだと思います。
初めからガチ開発したけれど「で、誰が買うの?」ってなるのが一番の損失になりますからね。